落下星の部屋
身体障害者福祉の部屋

まず、障害者の福祉には3つの行政機関が関係していることを知ってほしい。

1,国で行う福祉サービス ☆→ 全国共通

2,都道府県で行う福祉サービス ☆→ 地域格差あり

3,市町村で行う福祉サービス ☆→ 地域格差あり

つまり、道路1本へだてると、受けることができる福祉サービスに大きな差がでることがあるのだ。

病院の待ち合い室などで話してみても話があわないのもこのためだ。

このほかボランティア団体の活動ともにれば、福祉サービスは千差万別である。

ところで、私の障害者手帳を良く見てもらうとわかるのだが、

両足切断は2級で腎不全は1級・・・。

もちろん1級がもっとも重い障害なのだが、腎不全は外見ではわからない。

目に見えない障害ほど周囲の理解を得るのが難しいものだ。

別の話になるが、普通の生命保険の場合、重度の障害者になると

死亡保険金を受け取ることができる。私が無職でも経済的に困らないのはこのためだ。

ただし、重度障害で死亡保険金をうけとると、生命保険はそれで終了。

申請をせず、掛け金を払い続けて死亡するまで待つこともできる。

入院給付などの特約契約をしているなら、保険を続けた方が得になることもある。

私は保険金を受け取ったので住宅ローンもきれいになったし、障害年金で生活できる。

どうせこの身体では旅行など行けないし、生きていく上で困ることはあまりない。

むろん介護保険で派遣されるホームヘルパーが大きな力となっているが・・・。

この介護保険だが、障害の種類(?)によっては若くても使えることを御存じだろうか。

具体的に言うと、私の場合、認定されるまで下記のような経過だった。

介護保険の開始が近付いてきたので役所に電話をかける。

障害者で1種1級、両足かせないと言うと障害者は介護保険は使えないとのこと。

次にそれまでも有料でヘルパーを派遣してもらっていた福祉公社に電話。

えーと、普通の障害は該当しないが、糖尿病の合併症たと摘要されるはず。申請してみますか?

という返事をうけて、診断書などをそろえて申請。結果、「要支援1」と言う判定をうけた。

たぶん、車の事故などでは同じ障害があっても無理なのではないだろうか?

最初に役所に電話したときに「糖尿の合併症で・・・」と言えば良かったのかもしれない。

このへんの基準については私はよく知らないがケースワーカーなどに聴いてみたらいかが。

まだ始まってまもない制度なので問い合わせても明確な答えが帰ってこない場合もあるし、

市町村単位での実施なので地域差も多いだろうと思う。

 

その他、役所に負担してもらったのは義足と普通の車椅子の購入費。

松葉杖も買ってもらえるのだが、申請から交付まで時間がかかるので自費で購入。

セニアカーも対象になるようだが、贅沢品(?)まで役所の世話にはなりたくないので

全額自前で購入した。アルミスロープも自費購入である。

END  

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