落下星の部屋.

  

☆食事療法=1
非更新

【偽栄養士「落下星」の食事療法1入門偏】

まずは、1月位の期間をかけて、体を食事療法に慣らすことから始めます。

1)「甘いもの」「あぶらもの」はどちらかを1日1回以下にする。

→100gあたりのカロリーが高いのは「油」と「砂糖」ですから、

これを最小限におさえます。ガムや飴などとは永久にお別れです。

2)糖分の入った「飲み物」はやめる。

もちろんアルコール飲料はあきらめます。

日本茶や牛乳・野菜ジュースだけでも、のどの乾きは癒されます。

3)サラダにはドレッシングやマヨネーズを使わない。レモン汁でいただきます。

どうしても味気ないと感じたらノンオイルドレッシングにする。

4)おやつは厳禁

5)こんにゃくを刺身状に切り、味つけなしで茹でて保存しておく。

これを食事の増量材として使用します。夜食にもなります。

→ノンオイルドレッシングやレモン汁でサラダ風にしてどうぞ。

食事療法は一生続けるものです。

血糖値などはすぐにデータに現れますが、本当の食事療法の効果が現れるのは数ケ月後になります。

治療と言うより、体質改善と思って、気長に取り組みます。

純和食を中心とした食生活をイメージすると、比較的に楽にできます。

食事療法は糖尿病だけなら比較的に簡単ですが、

合併症が現れると規制を受ける食品が増えてきますから大変です。

早いうちに糖尿食に慣れてしまうことですよ。(^_^)

 

【偽栄養士「落下星」の食事療法2初心者偏】

カロリーの勉強をしないと正しい食事療法はできません。

栄養士に相談すると、「食品交換表」とか言う本をすすめられます。

これは様々な食品を1単位80Kcalとすることを基本にしています。

この「単位」は、さまざまな糖尿病の調理本で使われているので一般的には大変便利です。

それから、外食を多く利用するなら、ファミレスやコンビニの弁当のカロリーまで掲載されている本もあります。

たたし、糖尿病だけの時はこれで良いのですが、たとえばわたしのように腎臓病が合併病として現れると、

こんどは腎臓病用の交換表をすすめられます。

これが、なんと糖尿用と矛盾しているんです。(^_^;)

どちらを信じて良いのやら、とほうにくれてしまいます。

ドクターの話では「糖尿よりも腎臓のほうが重大なので、腎臓病用をつかうように」とのことです。

(腎臓病ではカロリー意外にタンパク質・塩分・カリウム・リンなどさまざまな制限が加わるからです)

これが大変なもので、一度覚えた「単位」を覚えなおすのは、かなり難しいもの。

そこで、これから食事療法を始めようと言う人には、私は「食品分析表」を利用するようにおすすめします。

分析表は辞書みたいなもので、最初は抵抗を感じますが、

食品100gあたりのカロリー・水分・タンパク質・脂質・

炭水化物・無機質(カルシウムや鉄分など)・ビタミン類などが記載されており、

どんな合併症がでても応用がききます。

分析表と台所用のはかりがあれば、(使いこなせれば)かなり自由に食事を作ることができます。

分析表や台所用のはかりはそれほど高価なものではありませんから、そろえておくと良いでしょう。

血糖値は検査日の前日の食事でごまかしがききますがHbA1Cはごまかしがききません。

HbA1Cに関しては糖尿病患者の一般常識みたいなもんでしょうから説明させていただきます。

正式名称はグリコ,ヘモグロビン,エーワンシーといいます。

病院と云うところは隠語や略語が多いところでグリコとかエーワンシーとか表現する場合もあります。

GHbA1cはこの略です,つまりHbA1Cと同じものです。1ヶ月から3ヶ月間の血糖コントロールの指標に使います。

正常値は5.5%までの医療機関が多いようですが

糖尿病の患者さんはこれとは別に医師が患者ごとに管理値を設定しているはずです。

むやみに正常値に振り回されないようにして下さい。

正常値と管理値は別物ですから自分の管理値を主治医によく聞いて下さいね。低ければいいと云うものでもありませんから。

2,3日前から食事を減らして血糖値を下げる人がいますがHbA1Cをみれば管理状態はまるわかりです。

ファミリーレストランのハンバーグステーキ

付け合わせの野菜などはカリウムなどの関係で「メニューにはない品」になっている。

 

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